毎年9月は、高齢者にとって心から幸せを満喫できるイベントがあります。昨今は高齢化社会が顕著となっており、全国に6000万人もの高齢者が生活をする時代となりました。人口の逆ピラミッド化が激しいわけですが、それだけ長寿を全うされている方がいるというのは大変恵まれた国であることがわかります。敬老の日はその幸せを心から感じられる日というわけです。
どなたでも敬老の日という記念日はご存知でしょう。高齢者を敬って日頃の感謝を述べる日であると、たくさんの辞書に記載をされています。この記念日が制定されたのは、今から約150年前の明治10年の日でした。それまでは敬老の日というものは存在をしていなかったのですが、当時の政府によって制定をされたわけです。
敬老の日では形式にそった祝い膳を用意するというのが習わしです。その祝い膳について、ここで簡単に見ていきましょう。計10の小鉢と主食で構成をされており、どれもご馳走と呼べるもので構成をされています。まず主菜に位置付けられるのが、鯛の塩焼きです。
必ず尾頭付きで用意をおこない、全体に粗塩をまぶしてお膳の真ん中におきます。くわい・かぼちゃ・なすび・きゅうりも用意をしてそれぞれを小鉢におき、計5品となるわけです。主食はもち米で赤飯にするのが基本です。もち米に対して小豆を含ませて、赤色にしてお祝いをしましょう。
還暦の祝いも兼ねているので、必ず上座の席にお膳を置きます。敬老の日のことならこちら